ボディに付く「水垢」のメカニズムと落とし方 まとめ
ボディに付着する厄介な汚れ「水垢」はどのようにして付着するのでしょうか。今回はボディに付着する「水垢」の正体やメカニズム・落とし方などについて紹介したいと思います。すでにコーティングを施工されている方で水垢汚れを落としたい方はもちろん、これからコーティングを施工して水垢の汚れを防ぎたい方もぜひ参考にしてみてください!
水垢とは?
水垢とは、ボディに付着する頻度が高い汚れの1つになります。特徴として洗車機メニューによくある「カーワックス洗車」などの残りカスや、窓枠などの隙間にある油分汚れが雨で垂れて出来たシミ、油性水垢があります。また、ボディの隙間に溜まったチリやホコリが雨で混ざり、垂れて乾いたシミ、水性水垢があります。いずれも、洗車後に拭き上げをサボったり、雨が降った後にしばらく放置したり、長期間車に乗らない場合などにボディ表面にできるのが特徴で、程度により比較的簡単に落とせるものの、車が汚れる残念なものになります。
水垢を落とす方法
水垢を落とす方法としては、市販のカーシャンプーを利用することで綺麗に落とせる場合が多いです。長期間にわたり放置した頑固な水垢はコンパウンドなどの研磨剤成分の入ったものが必要になりますが、数週間から1ヶ月程度放置した水垢であればカーシャンプーで落とすことができます。
まずは市販のカーシャンプーを試してみて、ダメそうであればコンパウンドなど研磨成分の入ったものの使用を検討してみてください。しかし、カーシャンプーを選ぶ際は、裏面に記載の使用が可能なボディ色を必ずチェックしてください。特に、黒や濃い色の車は、水垢は落ちるけど塗装表面に薄いキズを無数につけてしまい艶がなくなるケースがあります。また、コーティング専門店によっては、コーティング施工車に使える水垢落としの専用シャンプーなどを用意している場合があります。詳しくはコーティング専門店へ相談してみてください。
頑固な汚れはコーティング専門店に相談!
コーティング施工車であればラクに落とせる場合が多く、固着している場合は専門店へ洗車を依頼すれば綺麗に落としてくれます。まだコーティング施工前であれば下地処理の提案、コーティング施工後であればメンテナンスの提案など柔軟に対応してくれます。
水垢は付着しない対策が大切!
また、水垢の付着を抑える予防策としては、洗車後はしっかり水分を吹き上げる、雨の日は屋内に駐車するのがおすすめです。また、ボディにコーティングを施工することで水垢の付着を抑えることができるので、水垢の汚れが酷くてお困りの方はぜひ一度専門店へ相談してみてください。
水垢を放置するとどうなるの?
水垢が付着した状態で長期間放置することは一番避けて欲しい状態です。コーティングを施工している車でも、長期間放置するとコーティング表面へのダメージが大きく、最悪の場合ボディにまで直接ダメージを与えるケースもあります(コーティング層は頑丈なのでよっぽど放置した場合のみですが)。
水垢は放置するとシミになったり、変色などの原因にもなるので、ボディに水垢が付着したら完全に固着して落ちにくくなる前に洗車やコンパウンドなどで磨くことが必要です。車を綺麗に保ちたいのであれば、水垢を放置するのは絶対にNGです。
ガラスコーティングすれば水垢が付きにくくなるのでおすすめ
何度落としても水垢が繰り返し付着して困っている方は、ぜひガラスコーティングの施工を検討してみてください。ガラスコーティングを施工することで、ボディの上にコーティング皮膜ができるので、傷や汚れからボディを守れるのはもちろん、水垢などの汚れも付着しにくくなり、洗車時間も短縮することができます。
コーティングの持続効果は1年~3年、なかには5年耐久もある
また、コーティングの持続期間は、専門店やメニューによって異なるものの1年、3年と長期間持続することが可能で、なかには5年間のコーティング持続期間を保証するコーティング専門店もあります。専門店ならではの豊富な経験とノウハウ・下地処理から徹底的に行うコーティングは、DIYやガソリンスタンドで簡易的に行えるものとは比較にならない仕上がりと持続性を発揮してくれます。水垢の付着で悩んでいる方はもちろん、愛車を長く綺麗に保ちたい方はぜひコーティング専門店へ相談してみてください。
まとめ
今回はボディに付着する水垢の発生メカニズムや落とし方について紹介してみました。定期的に洗車を心がけて実践されている方であれば比較的ラクに落とせる汚れではありますが、長期間洗車をさぼって放置した水垢は、ボディに固着して落とすのが大変になる場合があります。
水垢を防ぐには、なるべく定期的な洗車と吹き上げ、雨水が当たらない場所での保管などを心がけつつ、水垢が気になり始めたらぜひコーティング専門店へ相談してみてください。愛車と一緒の時間を大切に過ごしたい方、長く同じ車に乗る予定のある方はぜひコーティング施工を検討してみてはいかがでしょうか。実際の施工事例なども参考にしつつ、ぜひコーティング施工を検討してみてください。