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なぜ輸入車のホイールは国産に比べて汚れるの? まとめ

ずばり、輸入車と国産車ではブレーキの性能が違うためブレーキダストのでる量も違うのです。綺麗に長持ちさせるには、汚れを抑え、錆や腐食から守り、洗車のコストメリットのあるホイールコーティングがおすすめです。この記事では、輸入車のホイールが国産車に比べて汚れる原因や仕組み・解決策などを紹介してみたいと思います。ホイールの汚れに困っている方、国産車から輸入車へ乗り換えたいと検討されている方はぜひ最後まで読んでみてください!

輸入車のホイールは国産車に比べて汚れが激しい

輸入車のホイールは国産車に比べて汚れが激しくなります。国産車でもスポーツカーや車体の重い車であれば、一般的な国産車に比べてホイールは汚れやすくはなりますが、それでも輸入車のホイール汚れは国産車と比較になりません。
なかでも欧州・ドイツメーカーの車はホイールの汚れが著しく激しい傾向があります。名指しで挙げるならばメルセデス、BMW、アウディ、フォルクスワーゲン、ポルシェなどですね。

500kmも走ればホイールに絵が描ける

日本の街中でよく見かけるBMW 3シリーズ(セダン)を例に紹介すると、100km走って汚れが少し出てくる、200km走って汚れが気になり始める、300km走ってだいぶ真っ黒、500kmも走ればホイールの表面は真っ黒になり、表面にお絵かきできるぐらいまで汚れます。走行距離が多い方はとくにホイールの汚れが気になっている・うんざりしている方も多いのではないかと思います。
ちなみに現行のBMWは低ダストブレーキパッドに変更されているのでだいぶマシにはなってきていますが、国産車と比べて依然ブレーキダストの量は多いと言えます。

ホイールが汚れやすい車種と傾向

こちらはガソリンスタンドで洗車を担当しているスタッフさんから聞いた話なのですが、輸入車のなかではポルシェのホイールの汚れが激しく、輸入車全般では、右フロントのホイールの汚れが目立つ傾向があるそうです。いずれにせよ輸入車のホイールが汚れるのはデフォルトですが、こういった小話が聞けるのもガソリンスタンドに洗車をお願いするメリットだったりしますね(笑)

原因はローターとパッド両方から出るブレーキダスト

輸入車のホイールを真っ黒に汚すヤツの正体は、「ブレーキダスト」とよばれるものになります。ブレーキパッドとディスクが摩擦で擦れて発生する削りカスが汚れの正体で、こちらの主成分は鉄分(鉄粉)になります。

国産車は、ブレーキをかけた際にパッドをすり減らしながら減速するのに対し、輸入車はディスクとパッドの両方をすり減らしながら減速させるのです。実際、7年程度経過した輸入車をディーラー車検に出すと、ディスクがすり減っていると判断されて、見積りにブレーキディスク交換の項目が入ってきます。海外では制限速度のない道路(アウトバーン)などがあり、時速200キロで巡航することも珍しくないため、高速走行からでも安全で急速に減速できるブレーキが採用されています。ホイールが汚れてもいいから安全第一。というのが海外の考え方のようです。輸入車のブレーキ性能は国産車に比べてすこぶる優秀です。

結果、ブレーキの性能が輸入車と国産車では違うためブレーキダストがでる量も違うということです。

輸入車のホイールを綺麗に保つ方法

輸入車のホイールを綺麗に保つには定期的に洗車するか、ホイールをコーティンする方法があります。予算に余裕があれば、低ダストブレーキパッドに交換するのも良いと思います。
たまにブレーキを交換して性能が落ちると心配されている方がいますが、街乗りや高速道路を走った程度では、そこまで差を実感することは無いかと思います。もちろん、しっかり適合した商品を買うことが前提になります。

輸入車のホイールは定期的に洗った方がいい

輸入車のホイールがブレーキダストで真っ黒に汚れてきたら、定期的に洗った方が良いと思います。長期間放置してしまうと、ホイールに焼き付いて落とせなくなったり、ホイールが変色する原因にもなります。汚れが気になったらなるべく早く洗車することをおすすめします。

ホイールをコーティングすると何が変わるの?

  • ブレーキダストの付着を抑えれる
  • 錆や腐食・劣化を防ぐ
  • 洗車のコストメリット

輸入車のホイールを綺麗に保ちたい方は、事前にホイールにコーティングを施工するのがおすすめです。コーティングを施工していれば、厄介なブレーキダストの付着が抑えられるのはもちろん、錆や腐食・劣化なども防ぐことができます。

ガソリンスタンドの通常の手洗い洗車では、簡易的なホイールの洗浄が含まれていますが、ガッツリ綺麗にしたい場合は追加で2,000円程度が必要なメニュー設定の店舗も多いです。しかし、ホイールコーティングが施工してあれば汚れ落としがラクにできることから、簡易的なホイール洗浄で綺麗になります。仮に2週間1回の洗車を半年(25週)行うと、ホイール洗浄の追加料金だけで25,000円になるのに対し、ホイールコーティングは15,000円程度ですからコストメリットもあります。また、自分で洗車される方でも毎回の洗車がラクになるのもポイントです。
ブレーキダストにお困りの方はぜひ検討して欲しいコーティングメニューです。ちなみに、ホイール単体で持ち込めば裏面までしっかり施工が可能です。お店によってはホイールを外して施工する場合と、外さないで施工する場合があり、それぞれ工賃なども異なるので、詳細はお店へ確認してみてください。

ホイールコーティングの注意点

最後に注意点ですが、DIYでのホイールコーティングする際は、下地処理で使用する鉄粉クリーナーがホイールに合わない場合は変色などのトラブルが起きる原因になります。もしDIYでホイールコーティングを検討されている方は、この点だけ注意してみてください。

不安な方は専門店へ相談してみて

ホイールコーティングについて不安な方は、ぜひ一度専門店へ相談してみてください。ホイールコーティングは市販品を自分で施工することも可能ですが、輸入車のブレーキダストは特段厄介ですので、プロの力を借りるのがおすすめです。

まとめ

今回は輸入車のホイールが国産車に比べて汚れる原因や仕組み・解決策などを紹介してみました。輸入車のホイールは国産車よりも汚れが酷いので、はじめて輸入車に乗った方は驚かれるポイントの1つだと思います。愛車を綺麗に保ちたい方はぜひホイールコーティング施工を検討してみてください!

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