【驚愕】白くなった樹脂パーツ復活できます
新車時は、アウトドアをイメージさせる黒いアクセントがカッコ良かった樹脂パーツが白っぽくなり困っていませんか?または、樹脂パーツがついている新車の購入を検討している方は必見です。
フェンダーアーチやサイドステップ、バンパー下部が黒または濃いグレーの樹脂パーツが多く採用されている車があります。SUV車に多く、マツダCXシリーズ、トヨタヤリスクロスやライズなど代表例です。樹脂パーツはサビないですが、未塗装であり、年数が経つと劣化して白っぽく変色します。
今回は、樹脂パーツの劣化の原因を探り、樹脂パーツの劣化を防ぐ方法、白くなった樹脂パーツの修復について詳しく説明します。
樹脂パーツが劣化する原因とは
樹脂パーツは油脂成分が含まれており、その表面は塗装されていません。
よって、紫外線の影響や、洗車時に使用するシャンプー、水シミなどにより油脂成分が抜け、段々と白っぽく変色していきます。
その他に、酸性雨や鳥糞、凍結防止剤に使用される塩化カリウムなど「酸」が原因で劣化が進み、変色します。また、白ボディ用の洗車シャンプーでコンパウンド成分が含まれているものを使用すると劣化が進みやすくなります。
SUVに限らず、ほとんどの車種にある黒い樹脂パーツとは、ワイパーの根元部分の樹脂パーツです。ルーフとフロントガラスの汚れがまとまって流れ着く部分です。
汚れのたまり場になりやすく、劣化が進む所です。
市販品で樹脂パーツを修復する方法
車の補修用品に強いソフト99の「ブラックパーツワン」、「99工房モドシ隊 ゴム&未塗装樹脂光沢復活剤」があります。
ブラックパーツワン
樹脂の汚れを除去する「リキッドバインダー」と厚く硬質なクリア層を形成する「ハードクリアコート」の2種類の液剤で構成されています。
ハードクリアコートはケイ素系コーティング被膜で、炎天下でも軟化が少なく汚れを抱き込みません。
効果は6か月間で、再施工することでより劣化しにくく、きれいが長持ちします。
使用方法
1.白くなった未塗装樹脂パーツの汚れを洗い流し水分を拭き取ります。
2.リキッドバインダーを使用して、表面に付いた落ちない汚れを徹底的に除去します。
3.最後にハードクリアコートをコーティングして黒いツヤと光沢を復活させます。
ブラックパーツワンは1,300円前後です。
99工房モドシ隊 ゴム&未塗装樹脂光沢復活剤
ゴム部品にも使用できる新開発のケイ素系コーティング剤です。
ルーフのモールや窓枠のウェザーストリップに使用でき、ゴム部品の光沢が復活することで古臭さがなくなります。
光沢復活剤(15ml)、硬質装樹脂用と軟質樹脂用の二種類のスポンジとシリコンオフシート、使い捨て作業用手袋がセットなので便利です。
使用方法
1.白くなった未塗装樹脂パーツの汚れを洗い流し水分を拭き取ります。
2・シリコンオフシートで油分や汚れを除去します。
3.光沢復活剤をスポンジに染み込ませて薄く均一に塗り広げます。
4.約5分乾燥させてから、乾いたきれいなタオルで表面のムラをならすように軽く拭き上げて完了です。
99工房モドシ隊 ゴム&未塗装樹脂光沢復活剤は1,500円前後です。
色落ち予防には未塗装樹脂パーツコーティングがおすすめ
これから新車を購入する、新車を購入したばかりなので未塗装樹脂パーツの色はきれいな方は、ボディのコーティング同様、未塗装樹脂パーツのコーティングをおすすめします。
未塗装樹脂パーツはコーティングされていない
車のボディにガラスコーティングを施工しても樹脂パーツはコーティングされていない場合が多く、特にディーラーコーティングでは対象外がほとんどです。
未塗装樹脂パーツのコーティングは専門店がおすすめ
樹脂パーツのコーティングや補修は、ご自身でも施工することが可能です。しかし、塗りムラが発生したり、思ったように出来なかった場合には、さらに汚く仕上がる可能性があります。また、耐久も6か月です。もう少し長期間の耐久が欲しい方は、車のコーティング専門店での施工がおすすめです。
樹脂パーツのコーティングは車のサイズや施工箇所の面積によりますが、1万円~2万円です。施工店によっては、ボディのガラスコーティングとセット、またはついでにサービスでコーティングしてくれるお店もあります。
未塗装樹脂パーツコーティングの耐久は約1年から1年半で、塗装面よりも耐久性は短くなります。
ボディのコーティングとセットで未塗装樹脂パーツのコーティングも検討し、お近くのコーティング専門店に相談してみましょう。
まとめ
人気のSUV車に多い未塗装樹脂パーツは、紫外線や酸性雨など経年劣化により白っぽく変色する可能性があります。
ご自身で、白くなった樹脂パーツを補修し、光沢のある黒に復活可能な商品もあります。