【プロが語る】最高級ガラスコーティングって実際いいの?

黄色フェラーリ

せっかく車にガラスコーティングをやるなら、本当に良いコーティングをやりたい!車に傷を付けたくない!とお考えの方には、約40万円のガラスコーティングがあります。一般的なガラスコーティング価格の約5倍の違いは何か気になりますよね。

今回は、プレミアム指向の高級ガラスコーティングについて、おすすめの液剤や価格、選ぶポイントやメリットデメリットを含め詳しく紹介します。

一般的なガラスコーティングとの違い

ガラスコーティングした車

高級ガラスコーティングは、セラミック分子化合物を含有するセラミックコーティングがあります。一度硬化すると薬品では簡単には剥がれない耐久性、サファイア同等の硬度を持つ皮膜で高い耐擦り傷性が特長です。

一般的なガラスコーティングよりも施工難易度が高く、施工費用が高額になります。

セラミックコーティング

セラミックは、金属や酸素、窒素、炭素などからなる化合物です。
セラミック素材のフライパンのように、熱に強く傷が付きにくい非常に丈夫な素材です。

一般的な国産車の塗装硬度は2Hと言われています。サファイアや鉛筆の芯と同等の9Hの硬度を持ち、耐擦り性能、耐薬品性や紫外線に強く、何層にもボディに塗り重ねることで、傷から守り、光沢を長持ちさせるのが人気を高めているセラミックコーティングです。

セラミックプロ9H

セラミックプロ液剤

日本で最もセラミックコーティングとして有名なメーカーの液剤がセラミックプロ9Hです。
超疎水コーティングと呼ばれるほど、水キレが良くボディに水を残しません。水玉によるレンズ効果が発生しにくく、水アカやウォータースポットが付きにくいコーティングです。
黒い車などの濃色系の車の場合、洗車キズが目立ちますが、セラミックプロ9Hは洗車キズが付きにくく、艶と光沢を長期間持続させます。

セラミックプロ9Hの参考価格

・レクサスCT、アウディA3、マツダ3クラスの場合
4層コート 約20万円
10層コート 約35万円

・ベンツGクラス、Mクラス、BMW X5、7シリーズ、ボルボXC90、レンジローバー、ポルシェカイエン、アウディQ7クラスの場合
4層コート 約27万円
10層コート 約47万円

店舗オリジナルのセラミックは慎重に

店舗オリジナル(自社開発)のセラミックコーティング液剤もあります。本当に良い液剤なのかどうかは選んでみないとわかりません。9Hよりも硬度が高い13Hのセラミックコーティングも耳にします。被膜が硬ければ良いと思いがちですが、そうとも限りません。硬すぎると走行中に起きるボディのゆがみからコーティングが割れる可能性も否めません。

キズが消える!?セラミックコーティング

ファインラボ

キズ付き前と後

洗車傷が熱反応で消せるコーティング剤を世界で初めて開発したのがファインラボです。米国イリノイ州に本拠を置き2017年に日本に上陸したコーティングです。
最大の特徴は、50℃以上の熱を加えることによって自己修復性能を発揮、洗車傷を消すことが可能です。
一般的なガラスコーティングの10倍相当3~4ミクロンの厚さを誇るヒールライトと、10~12ミクロンの驚異的な厚さのヒールプラスがあります。
どちらも汚れを寄せ付けない優れた疎水タイプのコーティングで、ボディカラーを限定しない高級ガラスコーティングです。

ファインラボの参考価格

・レクサスCT、アウディA3、マツダ3クラスの場合

ヒールライト(2層) 約22万円
ヒールプラス(6層) 約30万円

・ベンツGクラス、Mクラス、BMW X5、7シリーズ、ボルボXC90、レンジローバー、ポルシェカイエン、アウディQ7クラスの場合

ヒールライト(2層) 約29万円
ヒールプラス(6層) 約39万円

上記参考価格は、新車登録から3か月未満の新車時施工価格です。経年車は、ボディサイズや塗装状態により異なりますが3万円前後の磨き料金が追加されます。
詳しくは施工店にご相談ください。

高級ガラスコーティングでもメンテナンスは必須

高圧水で車の汚れを落としている

高級ガラスコーティングを施工しても、乗りっぱなしで汚れが付着したままでは、せっかくのコーティングが本来の役目を果たせません。定期的な洗車やメンテナンスをされない方にはおすすめできません。
メンテナンス価格も一般的なガラスコーティングと比較して高めの設定です。

紫外線や酸性雨、鳥糞、黄砂などにより、少しずつ劣化します。もちろん一般的なガラスコーティングと比較すれば効果は長持ちします。
毎回純水洗車が出来ない環境の場合もあり、洗車時に水道水を使用することで、水道水のミネラル分が付着してシミとして残ることもあります。

1年に1度を目安に定期メンテナンスを行うことで一定のダメージが加わったコーティング被膜の劣化をリセットすることが可能です。コーティング本来の効果を再び発揮してくれます。

セラミックプロ9H、ファインラボの表面クリーニング+トップ被膜の補充メンテナンスは、ボディサイズにより、3.5万円~6万円です。
表面クリーニングのみの簡易的なメンテナンスもありますので、施工店にご相談ください。

まとめ

高級なガラスコーティングのセラミックコーティングは、品質の良さと施工の難易度から価格40万円程度します。

セラミックコーティングは強固な被膜が特長でキズが付きにくく、熱による自己修復可能なコーティングもあります。洗車など、表面のメンテナンスをしっかり行うことで、艶やかな光沢を長期間維持できます。

高級なガラスコーティングは、美しさが長持ちすることや傷が付きにくいなど価格以上の価値を実感する方もいます。おすすめの専門店は、当サイトYes!カーコーティングで案内することも可能です。

アドバイザーが専門店をご案内します!
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