新車にガラスコーティングが必要なワケ

新車ガラスコーティング

近年、新車の6割～7割の車がガラスコーティングを施工していると言われています。新車時にガラスコーティングを施工することで、きれいな状態を長く保つことができ、中古車や経年車より安い価格で施工することができます。
今回は、新車にガラスコーティングをおすすめする理由や、ディーラーコーティングについて紹介します。また、新車と3ヵ月経過した経年車のコーティング価格の違いや、新車の状態で専門店に依頼するタイミングなども紹介します。
これから新車の購入を検討している方や、納車済みの方はチェックしてみてください。

ガラスコーティングとは？

〇年耐久、〇年保証、ワックス不要など、長期間コーティングの効果を発揮するコーティングが多く、その多くは、塗装面をガラス被膜で覆い、塗装面を守るガラスコーティングです。
ガラスコーティングは、有害な紫外線や汚れから塗装面を守る効果と、光沢を強調し、塗装面をより美しく見せる効果があります。
新車など、塗装面がきれいな内にガラスコーティングを施工することで、ガラスコーティング本来の効果が発揮でき、長年に渡り美しい光沢を維持することができます。

新車にガラスコーティングがおすすめなワケ

黄色のアウディ

「新車が一番きれい」だからです。新車時は、車に汚れが付いていません。きれいなボディに施工するため、ガラスコーティングの効果がフルに発揮できることから、光沢が長持ちし、剥がれにくいコーティングになります。
普段車を使用することで付着する鉄粉やシミなどが無いため、下地処理に手間がかかりません。経年車よりも、施工料金が安く抑えらされています。

ガラスコーティングの価格は高く感じますが、車のボディをきれいに保つことで、車を手放す際に、下取価格や買取価格が上乗せされます。つまり、新車時にガラスコーティングに費やした費用は、十分回収できるのです。

新車と経年車の施工価格は？施工するタイミングは？

ボディ拭き

例えば、トヨタプリウスのようなミディアムクラスの車種の場合、新車時のガラスコーティング価格は52,000円ですが、新車から3か月以上経過した場合の価格は62,000円になります。
3か月以上経過すると汚れの付着や小傷などがついてきます。これらを落とす下地処理に時間がかかるため、新車時のガラスコーティング価格と比較して1万円～2万円上乗せになります。新車にガラスコーティングを施工するおすすめなタイミングは、一番きれいな状態の、納車してすぐです。ほとんどの方に納車後1週間以内に予約をとって頂いております。

ディーラーコーティングはいいの？

ディーラー

各メーカーで、純正のコーティングとしてガラスコーティングが用意されておりますが、価格や品質について見てみましょう。

ディーラーガラスコーティングの価格は？

国産車であれば、5～8万円程度で施工ができます。最近は、さらにランクの高い15万円程度のガラスコーティングを提供しているディーラーも増えています。また、車の購入時の見積にガラスコーティングを入れることで、ディーラーローンの中に価格を含めることができるメリットがあります。しかし、専門店と比較すると使用している液剤の質が低いことが多く、専門店に比べと割高になってしまいます。

ディーラーコーティングの品質は？

全てではないですが、ディーラーのコーティングの品質は悪いところが多いです。ディーラーのコーティング液剤は、コーティング専門店の液剤と比較して、施工するスタッフの技術に左右されにくく、施工しやすく柔らかい液剤を使用する傾向にあります。油分を多く含んでいるため、1年程度で剥がれている車をよく見ます。また、樹脂パーツなどボディの塗装部分以外はコーティングを施工してくれないのも残念です。

ディーラーコーティングの保証とは？

ディーラーのコーティングは保証が付いています。しかし、ガラスコーティングの保証書には、付属のメンテナンスキットやタオルのみ使用して洗車することや、虫や鳥糞や黄砂や花粉が付いた場合は直ぐに洗車することなど、保証の範囲は厳しいものがあります。ほとんどの方が守ることができないため、保証はないと思っていいでしょう。