石灰石は、ガラスやセメントの原料となり、他にも消石灰や生石灰の原料にもなります。
その石灰石の粉末は、工場などから無数に空気中に舞い、車に付着すると悲劇と化してしまいます。
石灰石の粉末は軽く、風にのって広範囲に降り注ぎます。
車のボディ表面のみならず、窓ガラス・ホイール・ドアの隙間などあらゆる箇所に付着します。
ここでは、石灰石の粉末が車に付着した際の対処方をご紹介します。
まず始めに水をかけ、汚れを浮かせてから洗い流しましょう。
車に付着してからすぐであれば、洗い流せる場合があります。
しかし、車に付着してから数日経過すると、固着したり、塗装に浸透してしまいます。
こうなると、普通に落とすことが出来なくなります。
無理に擦って落とそうとするのは絶対にやめましょう。
石灰石は、セメントの原料にもなります。セメントの様に固まった石炭石の粉末を無理やり剥がすと、塗装も一緒に剥がれてしまいます。
力任せに擦って取ると、一緒に塗装が剥がれるだけではなく、洗車中にタオルの摩擦でボディ表面に無数の傷をつけてしまいます。
ポイントは、軽く・優しく洗う事です。
汚れを除去できない場合は、カーコーティング専門店に相談しましょう。
プロ専用ケミカルや、トラップ粘土を使用して汚れに対して丹念に一つ一つ取り除いていきます。
根気のいる作業であり、状態によって数日~2週間程度のお預けが必要です。
作業後は、コーティングを施工して仕上げます。
また、細部まで取り除かず近くで見ると除去できていないケースもあります。
この状態では、車の価値が下がってしまい売却の時に損するでしょう。
経験豊富なカーコーティング専門店に依頼する事をおすすめします。
この様なトラブルが発生した際、管理者は被害者の車を元通りかつ、最小限の費用で解決したいですよね。
ディーラ―や板金屋では、塗装のやり直しを基本とする所が多く、大変高額になります。
ボディを塗装し直すと、車の価値を下げてしまうこととなり、クレームに繋がる事もあります。
カーコーティング専門店では、プロ専用ケミカルや、トラップ粘土を使用して丹念に汚れに対して一つ一つ取り除いていきます。
コーティングを施工して仕上げるため、とても綺麗な状態でお返しすることができます。
被害者の方々も安心・納得して頂けるでしょう。