近年新車ディーラーによるコーティング内製化に伴い、納車前に自社工場で仕上げることが大半になってきました。
お客様は、納車と同時にコーティングの施工が完了しているため、わざわざ専門店へ持っていく手間が省けます。コーティングを車両本体価格に含めることで、ローンで払いにすることが出来るなどのメリットがあります。
しかし、コーティングの仕上がりは「液剤と技術」で決まります。ディーラーの自社工場では数多くの方々が働いており、従業員のコーティング技術にはばらつきが発生してしまいます。
この技術的なムラを抑えるため、ディーラーの工場では高度な技術が必要なコーティング剤は採用されておりません。いわゆる誰でも塗れて、失敗しない代わりに艶や耐久期間に劣るコーティング剤が採用されているのが現状です。
その結果、納車後数ヵ月間は綺麗ですが、徐々に撥水力が低下し、艶も無くなっていきます。
また、コーティングは、良い状態を維持するのに1年1回のメンテナンスをすることが推奨されておりますが、ディーラーではその対応が出来ないのも事実です。
車の組み立て工場で一斉にコーティング施工をするため、メンテナンスのタイミングでお客様が直接ディーラーへ持って行っても、対応できるスタッフがいないのです。
Yes!カーコーティングでは、お客様のボディの色・駐車環境・洗車頻度などの車の状況をヒアリングし、最適な専門店をご案内します。
ディーラーでも専門店でも、同じ代金を支払うなら、あなたはどちらで施工されますか。 これから長いお付き合いをされる愛車のために。
「自社で施工を行う」もしくは、「近隣の業者に依頼する」の2つのパターンに分かれます。
新車ディーラー同様に、納車までに施工が完了しており、ローンに組み込むことが出来るためメリットがあります。
しかし、デメリットも多く存在しております。
コーティングの施工には、多種多様な道具が必要です。また、キズを見極めるための照明設備やホコリをシャットアウトするブースなど、施工環境が重要です。
これらの設備がなく、青空で作業をされている中古車ディーラーは非常に多いです。中古車は、細かい汚れやキズが存在します。これらを綺麗に取り除かなくては、コーティング剤を均一に塗り込むことができません。しかしこういった店舗では、整っていない塗装表面にコーティング剤を塗ってしまう事も多く、ムラができたり直ぐに撥水力が低下したりするケースが目立っています。
この様な技術の必要な作業は、外注業者へ委託しているケースが多かったのですが、コーティングの利益も自社で得る動きが強くなりました。
コーティングの経験を持った外注業者へ依頼されているため、パターン①よりはましです。
しかし、中古車ディーラーは30~60%程度のマージンを抜き外注業者へ依頼します。外注業者は価格が安いと、作業を簡素化したり、安価なコーティング剤を使用するなどして、利益を得ようとします。
中古車ディーラーでは、「誰が」「どこで」コーティング施工を行っているか明確ではなく、高額なコーティング費用を支払っても、良い仕上がりは期待できません。勿論、全てがこの通りではありませんが、中古車ディーラーに依頼される際は、「誰が」「どこで」施工するのか必ずお伺いください。
ディーラーでも専門店でも、同じ代金を支払うなら、あなたはどちらで施工されますか。 これから長いお付き合いをされる愛車のために。
お客様が高級輸入車を購入した際に、営業の方にすすめられフルコース13万円だったそうですが、 いたるところにムラがあり、5年耐久コーティングなのに1年後にはほとんど撥水していない状態でした。 出入り業者が施工環境の悪いディーラーに出向いて、経験の浅いスタッフが行った結果だと思います。 お客様は気づいておらず、気の毒でした。 (大阪府 コーティング専門店 店主)
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手洗い洗車した際に、コーティングの定期メンテナンスをしているか問われ、 そもそもコーティングのメンテナンスって何?ってなりました。 新車購入時のコーティングから2年以上経過、 しっかりとした説明を受けずに施工したため、今では撥水も艶もないです。 (東京都 国産車)
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新車を納車して初めて自分で洗車、窓を濡れ拭きすると上から何かが垂れ残った跡が。 おそらくコーティングの液剤がついて固まってしまったのか… (福岡県 国産車)
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ディーラーコーティングを検討中の方は、ずばりこの3点を営業マンに聞いてみてください。
①誰がどこで施工するのか。
②メンテナンス対応はあるのか。
③コーティングの効果は実際どうか。