小さなお子様やペットなどはつい我慢できずにお漏らししてしまい、シートやマットを汚してしまうことがあります。こういった人間や動物の尿によるシミやアンモニア臭は、拭けば一度はその場で取り除かれる場合がありますが、しつこく残ってしまうケースも多々見られます。しつこい排泄物の汚れ、悪臭はプロによる洗浄が最も効果的です。
子供が我慢できずについお漏らしをしてしまった場合、なるべく早くシートやフロアマットについた尿をふき取ることはとても重要です。しかし、それでも臭いが残ることがあります。また、その場で一度臭いは収まったはずなのに、後日車に乗るとまた車内におしっこの臭いが立ち込めているという現象が発生することがあります。
これは尿汚れが除去されていないことが原因です。尿の悪臭は、尿についた雑菌が繁殖しる過程で、尿素を分解した際に発生します。そして尿は液体ですので、特にファブリック(布)シートの場合、シート表面だけでなく、内部のウレタンスポンジまで浸透している場合があります。そしてそこにとどまった尿が雑菌の繁殖を招き、後日アンモニア臭を発生することになります。
表面を綺麗にしてもシート内のスポンジに浸透していたり、車内の細部に流れ込んでいたり、原因のもとを綺麗にするまでニオイ残りを無くすのは難しい作業です。
ファブリック(布)のシートは濡れた範囲が分りやすく、また、水分を吸収する性質の素材ですから想像しやすいかと思います。しかし水を吸収することのないレザーシートにおいてもシート内のスポンジに浸透し、長く異臭を放つ場合があります。
なぜなら、縫い目やパンチングの穴やなどから内部まで流れ込んでいる場合があるからです。そういった場合、必要に応じて、レザーを剥がし中のスポンジをクリーニングする必要が出てきます。
スチーム・高圧洗浄機・リンサーなどの道具を使い分けて、被害に適した方法で作業を進めていきます。
作業時間はおしっこ(尿)の被害範囲によって異り、当日~数日かかります。シートを取り外しシートのみお預かりとなる場合もあります。
また、この様な事態を少しでも防ぐために、シートコーティングなどの車内専用のコーティングを施工しておくことがおすすめです。
お子様がおもらししてしまい、チャイルドシートがおしっこ(尿)で汚れるトラブルはよくあるかと思います。
チャイルドシートのみお店にお渡ししますので、車を預ける必要がありません。
そういう方に知っていていただきたいのが、チャイルドシートのクリーニングです。実は車の室内清掃を請け負う業者の多くで、チャイルドシートのクリーニングも受け付けています。さらにチャイルドシートのクリーニングのみでも依頼可能なお店もあります。その場合車を預ける必要がありませんので、愛車がしばらく使えなくなると言う様な事もありません。
大切なお子様がのるチャイルドシートは可能な限り清潔に保ちたいものです。ぜひ一度ご相談ください。